売れなくてもムダじゃない!同人失敗作から学ぶタイトル&ストーリーの落とし穴!
この記事では、当サークルの同人作品
『【徹底検証】フラれたばかりの女は簡単に抱けるのか?』を振り返り、
販売本数が伸び悩んだ理由を語っていきたいと思います。
目次
作品紹介:『フラれたばかりの女は抱けるのか?』について
彼氏や好きな人にフラれて泣いている女の子にヤリモクで声をかけ、
悲しみに付け込んでワンナイトHをしちゃう同人作品です。
当作品が売れなかった理由3選
当作品はFANZAで479本、DLsiteで326本と、
他作品と比較すると売上が落ち込む結果となりました。
その理由を自分なりに分析してみたので、
ひとつずつご紹介していきます。
理由その1.タイトルと表紙が難ありだった
「【徹底検証】フラれたばかりの女は簡単に抱けるのか?」
というタイトルが、そもそも同人っぽくないというのが
大きな理由だと考えています。
YouTubeの動画のようなタイトルにするとどうなるだろう?
という実験的な部分もあったのですが、
結果は芳しくなかったと言えます。
とはいえ既存の傾向に倣うのも大事ではありますが、ほかの作品にないオリジナリティを追求するのもクリエイティブの醍醐味だと思っています。
また、表紙画像も今までの画像と比べるとややチープに感じました。
作品の中身のイラストがよくても、
その中身までたどり着かなければもったいないですよね。

理由その2.女の子が可哀想すぎた
もちろん女の子をヒドイ目に遭わせる作風がウケる同人サークルもあります。
しかし、当サークルの需要としては、
「女の子となし崩しでヤッちゃうけど女の子も気持ちよさそうだしいいよね」
といった塩梅の作風です。
その上で、今回の作品ではシンプルに女の子の弱みに付け込んでいるわけで、
そこが「可哀想すぎる」という印象につながったようにも感じます。

改めて、「自分のサークルに求められているものは何か」を
考えるのが、サークル運営に重要なことだなと実感しました。
理由その3.背景や構図が食傷気味だった
これは当時のNovelAIの事情ではありますが、
出せる構図に限りがあり、当サークルの制作スピードだと
その構図を網羅してしまった感がありました。
作品を手早く出せるのがAI同人の強みではありますが、
技術的なバリエーションに弾数が追い付いてしまうと、
イラストのネタが枯渇してしまうという壁を感じました。

今では様々な構図でイラストを出せるので、生成AIの進化を感じますね。
制作後に意識したポイント
イラストの構図のバリエーションの限界もそうですが、
個人的にCG集制作に対する息切れを当時は感じていました。
そこで、以降は単品のCG集もたまに出しながらも、
主にゲームや総集編の制作に力を入れていくことになります。

このページからも分かるようにセリフの分量も多くなってきたので、
「これならゲームのほうがよさそうだな」と思ったのもあります。
作品制作に行き詰まりを感じたら、
たとえばCG集からゲームに、といった形で
作品ジャンルを切り替えてみるのもよいと思います。
今こうして記事を作っているのも、同人制作はちょっと休憩…みたいなとこもあったりしますね。
AI同人『フラれたばかりの女は抱けるのか?』作品情報
- タイトル:【徹底検証】フラれたばかりの女は簡単に抱けるのか?
- サークル設定価格:330円
- ページ数:本編37P+差分37P=計74P
- 画像サイズ:2048×3072 PNG
失敗から学べることも多しです。商品ページだけでも見てみてくださいね!