売れるAI同人は「セリフつきCG集」から!実例をもとに解説

6月 2, 2025

※本記事にはプロモーションが含まれています

「売れるAI同人サークルになる着実な方法」という記事で、
始めたてのAI同人サークルはまずセリフつきCG集に力を入れよう! というお話をしました。

「どういったレベルのものを作ればいいの?」
「やっぱり作るからにはイラストとかセリフ回しは凝ったほうがいいのかな?」

と思うかもしれません。
具体的には、同人制作初心者の方は以下のレベルのものを目指しましょう。

こんなもんでいいんですか?

最初はこんなもんでOKです。
理由としては、始めたての同人サークルは、
どういった同人を出すのかを高頻度でユーザーに伝える必要があるためです。

以下、ポイントごとに見ていきましょう。

セリフつきCG集の同人制作ポイントその1:性癖を伝える

「イラストのみのCG集は避けよう!」ということを以前の記事で書きましたが、
その理由はプラットフォームに負担がかかるだけではありません。

その同人サークルはどういった性癖を持っていて、
どのような作品を提供してくれるのかがユーザーにとって分かりにくいためです。

逆に、セリフつきCG集の強みは、セリフによって性癖や作品の方向性を表現しやすいことです。

もっと言えば、AI生成ツールが進化している以上、
時間をかければ誰だって高性能のAIイラストを出力することができてしまいます。

そんな時代だからこそ、
AI同人作品の差別化ポイントはセリフにある
と言っても過言ではありません。

セリフは製作者の個性が濃く出るところですね。

例示したページでは、以下のセリフが展開されています。

男「今月のハメ撮り1人目で~す」
女「は? どんだけ見境ないのよあんた」
男「SNSだと簡単に女釣れていいわ~w」

このやり取りとイラストから、以下のポイントがユーザーに伝わります。

  • ハメ撮りをされている
  • 女が辱めを受けている
  • 男がチャラくて遊び慣れている
  • 女が怒りながらピースして騎乗位をさせられている

全体的に、この作品は「男性優位」であることが伝わりますね。

でも、作品のセリフって購入しないと分からないのでは?

と思うかもしれませんが、ユーザーは商品ページ上で、
作品のサンプル画像を見ることができます(※商品ページの画像右側の矢印マークをクリック)。

ここに作品の中身を紹介文つきで掲載できるため、
CG集の内容をチラ見せすることができます。

まずはこのように、イラストとセリフを通して、
「あなたのサークルはどんな性癖を持っているのか」
を示す名刺になるような作品を作りましょう。

ポイントその2:制作スピードを重視する

せっかく名刺になる作品を作るなら、クオリティにもこだわりたいです…。

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。

しかし、冒頭でも少し書きましたが、
始めたての同人サークルは、どういった同人を出すのかを高頻度でユーザーに伝える必要があります。

なぜなら、知名度が低い・あるいは皆無な中で、
あなたの作品をユーザーの目に留まらせるにはある程度の「数」が必要だからです。

目安として、最低でも週に1作品出せる制作スピードにしましょう。

それ以上間が空いてしまうと、せっかくあなたの作品を購入したファンも
あなたの作品を追う熱量が冷めてしまう可能性があるし、
新規のファンを獲得するには試行回数が足りないと言えます。

最初のうちは吹き出しを入れるだけでも試行錯誤をすると思うので、
いきなりハイクオリティなものを作ったら1ヶ月以上はかかると思います。

それで売れなくて心が折れてやめてしまう…という事態は避けたいですからね。

制作スピードを意識しつつ、性癖を端的に伝える作品がよさそうですね。

分量に関しては、最初は本当に軽めでOKです。

フツメン屋の初作品「怒りながら騎乗位でピースする女たち〜’女をモノみたいに扱いやがって!’〜」では、
基本CG15枚・本編30ページという分量でした。
各CGにつきセリフが変化して2ページずつで進行していく形ですね。

本編の具体的な内容は、正直なところ実際に見たほうが早いと思います!
本体価格220円に割引キャンペーンやクーポンを利用すれば、
100円台で普通に買えちゃいます。

教科書代と考えたら全然お安いですね…!

ポイントその3:慣れたらクオリティ向上を目指す

さて、とはいえこのセリフやイラストのクオリティでは、
現在のAI同人の水準では正直なところ実力不足と言えます。

慣れてきたら、以下の画像レベルのクオリティを目指すとよいでしょう。

こちらは2025年6月リリースの総集編「不本意だけどHさせられちゃう女たち」の、
書きおろし部分を1ページ抜粋したものです。

単純なイラストやセリフ回しの質がUPしただけでなく、
キャラクターによって吹き出しの形やセリフの色を変えるような工夫もされています。

まずは作品を高頻度でリリースしていき、
数を重ねながらプロンプトや構成の工夫をして、
クオリティUPの方面にも舵を切っていく
とよいでしょう。

ファンが増えると「いい作品を作ろう」ってモチベも上がりますもんね…!

まずはちいさな一歩から。
「怒りながら騎乗位でピースする女たち」レベルの
セリフつきCG集を作るところから始めてみましょう!